マックニュース7月分
平成16年7月1日(木) | |
煤竹の扇子 |
日本橋の「はいばら」で煤竹の扇子を求めた ★日本橋へ出かける機会があったので、はいばら にて高座用の煤竹扇子を買った。亡くなった圓生 師匠はこの「はいばら」さんへわざわざ注文を出 していたと聞いている。私が求めたのは…、高座 用ではない、いわゆる茶扇の男版といった所だ。 色といい形といい私はこの扇子が大好きだ。 ただ、高座扇子じゃないので扇面が真っ白じゃな いのが難といえば難、紙を金で縁取っている。 でも、良い扇子である。値段も良い値段だ(笑)。 久し振りに買ったら…、5,040円だって…。 仕方ない、1本だけ買った(~_~;) ★日本橋を歩いて渡ったが…、あの日本橋が高速 道路の橋脚の間に欄干があるなどは恥ずかしい思 いがした、センスゼロですなァ。何とか成らない かしら、いや、何とかしなければ駄目だよ。 二代目長崎楼へ顔を出したら、マスターが風邪で ダウンしそうだという。夜の営業は休みにして、 私と上野で飯を食って早々にご帰還願った。 大丈夫かな? |
平成16年7月2日(金) | |
珍しく外出を控えて調べものをした ★エイベックスからCDとDVDを出す予定だが、 仲間の噺のテーマを「艶ばなし」にした。この手の 噺の解説を求められたので自分なりに調べてみたが 分からないことばかりなので困惑した。 芸術協会が毎年、行なっている本法寺の「はなし塚 まつり」の奉納してしまった禁演落語53題を見た が、良く分からない噺が沢山にあった。これは調べ なければ成らない。「粟餅」「磯の鮑」「おはらい」 「親子茶屋」etc.噺家である私が分からない噺ばか りだ。調べてみると‥‥、演者が居ないから分から ないことに気がつく。それに、今では通用しないよ うな噺ばかりだった。「搗屋無間」という噺も現代 では無理だろうなぁ。落語事典にはこの手の噺をき ちんと載せてくれるので助かる。これは噺家の為に あるような事典だッ! |
落語事典 |
平成16年7月3日(土) | |
話芸だけで分かるの? |
NHKの番宣を見るたびにムカムカしている ★毎週土曜日に教育チャンネルで「日本の話 芸」という番組がある。落語を扱う残り少な い番組なのだが‥‥。扱いが実に雑なんだ。 いつも新聞の番宣(番組宣伝)を見るたびにム カつく。話芸だけで何が分かるの? 誰が何を演じるのか知りたいけど…、新聞の 番宣では分からないよ。我々の業種はその程 度の扱いなんだ(怒)。 ★土曜日なので心配に成り、築地場外の藤本 商店に営業をしているのか?電話を入れた。 普段どおり営業しているとの返事だった。 築地場外市場は魚河岸の移転に伴い営業方針 を変えつつある。土曜日は一般客に来てもら うようにしている。相当の賑わいだ。 さて、藤本商店に行くという事は…、そうッ! 趣味のポン酢の仕込みをするためだ (^_^) 今回は仕込みを丁寧にして相当に美味いポン 酢にするつもりだ。 ★昼食は「いし辰」でカニクリームコロッケ を食した。バカウマ!(^^)!マジで美味かった。 気取らないカニクリームコロッケは逸品だぞ! |
平成16年7月4日(日) | |
午前の早い時刻に先輩が来宅には大恐縮をしたッ! ★大恐縮の理由はわざわざ先輩が後輩の家に来る事 と、私の好きなワインを持参下さったこと!(^^)! 実は、内々の話なのだが…、先輩の柳家つば女の葬 儀に弟子一同の生花を供えた方が良いのでは?との 金車さんからの進言があって、供花を一対依頼した。 成り行き上金車さんが供花代金を全額負担してくれ たので、お立て替え頂いた分を該当する兄弟弟子に 手紙を出して私が集金をしたが、意外に早く集った。 小さんの兄弟弟子は大したものだ、まとまりがるん だなぁ。その礼にわざわざ小袁治宅まで来てくれた。 本当に恐縮をした(^_^;) ワインは何か良い事があたら頂戴する事に決めた。 本当に金車師匠、済みませんでした。 |
柳亭金車師匠 |
平成16年7月5日(月) | |
橘家竹蔵師匠 |
楽屋仲間の橘家竹蔵さんの証拠写真が出てきた(笑) ★團十郎丈が入院した事は報道で知っていたがその 後の経過が分からない。楽屋仲間は竹蔵さんに聞け ば分かると云っていたが‥‥、まだ見舞いに行って いないそうだ。入院する前日に楽屋へ遊びに行った そうで、翌日に入院するとは、竹蔵さんもショック だったそうだ。落ち着いたら、お見舞いへ行く予定 なのだが、心配していた。竹蔵さんと團十郎丈とは 結構、古いお付き合いで海老蔵の頃から海老蔵後援 会のお手伝いを色々としたことがきっかけだったそ うだ。人の縁とは面白いものだと思う。 成田山での「お練」の時にちょくちょくテレビに映 っていたと、楽屋仲間がいってたが…、証拠写真が あった(笑)成る程、写っているなァ〜。 ★楽屋仲間で助かる事が有る。禁演落語を調べてい ると、落語事典に載っていないネタがあったので困 った。「葛篭の間男」という噺はあの落語事典にな いのだ。ところがありがたいじゃありませんかッ! 五街道雲助師匠のHPに載っているという‥‥。 あゝ、ありましたよッ!しかも実演用の台本形式に なっている。そりゃ、もう感激だァ〜ッ! |
平成16年7月6日(火) | |
梅雨はどうしたのかしら? ★猛暑だァ〜ッ!亀有の「上宿寄席」に出かけた のは良いけれど、持参したCDデッキのACコー ドが入っていないので使用不能であることが判明。 酷暑がみっともないドジを踏ませたんだ(笑)。 亀有の「上宿寄席」は今年で五回目に成る。主催 者は上宿商店会の皆さん、積極的に活動をしてく れるので、常にお客様は満員だ。大感謝ッ! 時期が時期だから多分来ないだろうと思った代議 士の平沢勝栄先生があいさつに来た。 参議院選挙中に?!この先生、何処にでも顔を出す、 マメとうか中々真似の出来無いことだ。 『ご紹介いただきました平沢でございます、本日 は会場に沢山の御婦人が集っていると聞き、後か ら拝見しましたら、女子大生の入学式かと思いま した…、前に回ったら、女子大生の卒業式かと…』 巧みに笑いをとっていたなァ(笑)。 ◇上宿寄席◇林家たけ平〔寄合酒〕古今亭志ん公 〔幇間腹〕柳家小菊〔粋曲〕柳家小袁治〔死神〕 ○亀有信用金庫本店四回大ホールにて開催○ ★上宿寄席の楽しみは、前商店会長の生蕎麦店 「やざ和」さんで蕎麦を食うことだ。玉子焼きと 黒豆の豆腐はバカウマで出演者は驚嘆していた。 蕎麦も旨いッ。私は「やざ和」の蕎麦は大好きだ ぞォ〜。 亀有駅から帰る途中、「佃忠」に顔出しをして出 演者三人は薩摩揚げの土産をもらいご機嫌で帰宅 した、主婦でもある小菊さんは大喜びだったなぁ。 |
亀有:やざ和の蕎麦 |
平成16年7月7日(水) | |
酷暑の七夕だった、あゝ、暑いよ〜ッ ★東京は34℃だよ、マジで暑いのなんのって‥‥、 七夕でこんなに暑いのは珍しいということらしい。 梅雨明けをしていないのかな?もう、してるんじゃ ないのかと思いたくなる。 あやめ寄席の今回のゲストは三遊亭歌司兄さん。 堀切菖蒲園駅近くの堀切地区センターに会場を移し てから二度目の開催だ。今までは地元の信用組合の 会議室を利用して落語会を開いていた。何といって も、夏場が一番つらかった。そこには楽屋が無かっ たので会議室の裏の便所の脇の給湯室を楽屋代わり にしていたが‥‥、冷房が効いていないから暑いの なんのって、我慢が出来ない。しかたなく会場の隅 に急ごしらえの楽屋コーナーを作った。 まるで隅田川添いのホームレス状態だったなァ〜。 ★林家たけ平〔出来心〕三遊亭司〔たがや〕三遊亭 歌司〔船徳〕司会は柳家小袁治。私が落語会の司会 をする理由は、お客様に親切だからだ。定席での番 組は絶対に司会は入らない、いきなり前座が出てく るもの。ところが…、慣れないお客さんが多い時は 温まるまでに一時間近くかかることがある。酷い時 には12時に始まって午後3時頃まで全然受けない事 があるのだ。情けないなァ、木戸銭を返せといわれ そうなことがある。こりゃ、演者の責任だと思うが 何とかお客様に喜んで頂きたいというのが正直な気 持ちだ。 今回の「あやめ寄席」も私が5分程度喋ってから前 座さんに渡す。だから、前座さんでもちゃんとやり ゃァ受けるんだ。流れが出来ると楽で、その後の出 演者はやりやすい。寄席では味わえない雰囲気だと 思う。 |
三遊亭歌司師匠 |
平成16年7月9日(金) | |
黒門亭の夜席に出演する ★サンケイ新聞の栫井記者より圓朝まつりの取材 依頼があったので、開演前にインタビューを受け た。栫井記者の偉いところは落語を良く聞くこと。 本当に偉いと思う(笑)、実際に寄席に来てくれる し、黒門亭のようなミニ落語会にも足繁く通って いる。末廣亭のリニューアル記事は栫井さんだっ たなぁ。圓朝まつりのPR記事を載せてくれるら しい、ありがたいッ! むかし家今松兄さんは私の後の出番であった。 しばし「柳田格之進」談議だった。今松さんは馬 生師匠の弟子なので当然ながら、馬生師匠の柳田 格之進を演る。色々の矛盾点を指摘して、目から 鱗が落ちる思いをした。今松兄さんもハッピーエ ンドにしているというので、そりゃ〜、私には出 来ないというと、笑っていた。柳田格之進が文七 元結になっちゃうよ(笑)。色々な事を話し合い 今度、手直しした「柳田格之進」を聴いてもらう ことにした。今松兄さんは「小袁治さんの云うこ とも一理あるなァ」と一緒になって考えてくれた。 ★いつものパターンだと、終わると一緒に呑むと ころだが、今松さんにお客様が来ていてその方と 約束をしていた。残念だが、柳田談議は後日に。 久し振りに「さら科」へ行く。女房様を上野まで 呼び出して、親子丼ともりそばを食うためだ。 一人じゃとても無理なので援軍を呼んだ次第。 この援軍が強いのなんのって‥‥。 さら科の旦那が面白い事を教えてくれた。親子丼 は三遊亭圓生師匠がお好きだったようで、お一人 で見えると必ず親子丼だった。ところが…、ご贔 屓の御婦人と一緒だとそばを食したそうだ。絶対 に親子丼を食わなかった(笑)、気取ってそばをた ぐる姿が目に浮かぶようで、この話はとても面白 かった。 |
上野:さら科 |
平成16年7月10日(土) | |
私は「お見立て」 |
黒門亭のリクエスト落語会は面白かった ★出演者全員がそれそれ5個のネタを出して、出 し物はお客さんの多数決で決定する趣向。 このリクエストは意外なネタに決まった。私はお 見立てだし、今松さんは「笠碁」だった。正朝さ んの「景清」に至っては『えゝッ!』と悲鳴に近 い声を残して帳面(落語台本)を片手に行方不明 に成っちゃった(笑)。 今松さんは肝心なところでネタを仕込まないしく じりをしたとぼやいていた。小袁治は?実は…、 後半で上下を間違えそうになって慌ててしまった。 出し抜けに噺は出来ないものであることが判明し て非常に面白かった。良い企画だなァ〜 (~_~;) ★東京かわら版の取材で読売新聞の長井さんが落 語協会へ来てくれた。長井さんのページは末廣亭 の演題帳の集計を見ながら、自分が高座にかける ネタのはなし、思い出ばなしをした。会話を交わ しているうちに、成るほど噺一つ一つには色々な 思い出とか、思入れがあるもんだ。聞き手が上手 だから次から次へと様々なことを思い出しては語 らせてもらった。噺は生きている、教わった師匠 の思い出とか、どのようにして現在の噺の形が出 来てきたのか…、マジで面白い。出来上がりが楽 しみだ。ちなみに2003年の末廣亭の高座で、 一番多く高座にかけた演題は‥‥、「犬の目」と 「東北弁錦明竹」でした。 |
平成16年7月11日(日) | |
鈴本演芸場へ喜多八さんの代演に出かけた ★選挙の投票は寄席から帰ってからにした。寄席の帰り は寄り道をした。鈴本演芸場で出しているお稲荷さんの きつね寿司が廃業してしまったらしい。鈴本の従業員に 聞くと、店舗の立ち退きがあってもう営業しない。 見納めをしようと上野駅前へ行ったら…、もう解体して シートが掛かっていた。あゝ、あのおいなりさんがもう 食えないのか…。ふと、浅草の東京ラーメン「青龍」が 上野に引っ越す事を思い出した。探すと、きつね寿司の すぐ近所だった。上野警察署の通りを隔てた対面だよ。 建物に東上野3丁目39−7と住所表示をしてあった。 久し振りにラーメンを食おうと思ったが、日曜日は休業 の様だ、平日に行ってマスターを喜ばしてやろう(^_^) ★選挙速報番組はMXテレビが最高に面白かったッ!! あの、立川談志&野末陳平ご両氏の言いたい放題コンビ の速報番組だ。こりゃァ〜抜群に面白い。生放送だから 不穏当発言を『ピーッ』で消せない(笑)、その辺を配慮 しての発言だろうが、物凄く面白かった。お互いに参議 院の議員だった頃の裏話がポンポン出てくる。テレビで こんな事を云ってもいいのかな?と思われる発言だらけ の放送は見応えがあった。 |
青龍が上野へ |
平成16年7月12日(月) | |
林家ほや平 |
一日に二回の「不動坊」は筋肉痛の心配が‥‥ ★柳家小権太、さん光ご両人に「不動坊火焔」の 稽古をつけたが…、途中で間違えたり、抜けたり で迷惑をかけてしまった。申し訳ないので夜席の 池袋演芸場で再演する事に成った(笑)。 さん光さんは自分の出番があるので二度目の「不 動坊」を聞けたが、小権太君は聞くこが出来なか った。この噺の稽古は、元々小権太くんが申し出 たことだった、ごめん小権太、今度、どこかでち ゃんとした「不動坊」をやるからなァ〜! 多分、一日に二回も「不動坊」やっちゃったとな ると筋肉痛が襲って来るなぁ、太ももが痛くなる んだ(笑)。 ★楽屋ではほや平君がニコニコ笑いながら二ッ目 の挨拶をしてきた。嬉しそうである(^_^) 噺家人生で一番嬉しい時なんだよォ〜、そして段 々と厳しさが分かってくるんだよ。怠けないで、 とにかく頑張れよ〜!おめでとう!(^^)! ★上野警察前の「青龍」へ行って来た。浅草の店 と同じようなキャパの店で、お客は引っ切り無し に入ってくる。浅草の店とは全然お客の入りが違 うようだ。マスターは午前と夜を担当して、昼間 は息子が頑張っている、奥さんがお運びをしてい た。初対面だったのだが、すぐに私のことを分か ってくれた。今度は夜の部でマスターと色々と喋 りながら食事をするか。 |
平成16年7月13日(火) | |
圓朝まつりの噺家屋台の寄り合いがあった ★噺家の集団がまとまるというのは非常に難しいよ うで、色々と以前に決めた事を全て反故にしてしま った(~_~;) 新しくすることを唱えている連中が決 めたのになァ〜。少々、疲れてしまった。この先… どうなるんでしょう?ヤツガレは知りませんよッ! ★太ももの筋肉痛は確実に襲ってきた(笑)若い証拠 であります。もっとも若けりゃ筋肉痛を起こさない けど‥‥。同年代の林家時蔵さんも「不動坊」で筋 肉痛を起した事を告白してくれた(笑)それが、どう して筋肉が痛いのか分からなかったらしい。ネタ帳 を見て、あゝ原因は不動坊だったんだ。何日後に痛 くなったか聞きそこなった。 |
圓朝まつり2004 |
平成16年7月14日(水) | |
HP委員会の内職 |
ホームページ委員会は今年の圓朝まつりに参加する ★今年の圓朝まつりにどのように参加するか詳細は 決めていないが、パソコンを設置して協会のHPを 見てもらう。インターネットの楽しみ方を伝授する。 寄席文字缶バッチの販売をする事が決まっている。 缶バッチは橘右楽さんに噺家の芸名を書いてもらい それを一文字ずつ缶バッチにする。 協会事務局二階で作業をしたが滑稽な姿だった。 紙を丸くカットするのだが、それらしいカッターが あるにはあるが、ハサミが一番早かった(笑)。 慣れない内は林家二楽さんを呼ぼうなどと軽口を叩 いていたが、こういう単純作業は噺家に向いていな い事が分かった。出来栄えは中々のものでマジで欲 しくなる。ところが値段設定に苦慮している。 原価計算すると200円で売れば儲かる事が分かっ たが、作っている本人たちが『100円なら買うけ ど、200円じゃ嫌だなァ‥‥』なんとも酷い話だ。 柳家小袁治の(袁)という字は私だけの文字だそう で、雲助の(雲)も他に居ないそうだ。 ★出来た袁缶バッチをシャツの胸に付けて末廣亭に 楽屋入りしたら目ざとく見つけた楽友が… 『日本に観光に来て、はぐれた中国人観光客みたい だ…』と、ほめてくれたよ (~_~;) 100円がいいところなんだが、それこそ沢山作ら なきゃならない、どうするのかな? 面白そうだから、ヤツガレも機械を買って作ってみ ようかな(笑) |
平成16年7月15日(木) | |
末廣亭の楽屋で偶然ながら働いている前座さんが女 性前座だけだった ★落語業界への女性の進出はめざましいものがある。 歌る多・菊千代・きく姫・つくし・ひらり・ぼたん こみち・ちよりんと八人の噺家だ。まだ見習いで二、 三人居るとか。前座さんはぼたん、こみち、ちより んの三人だから珍しく揃った訳だ。 ぼたんちゃんから『小袁治師匠、楽屋で着替えると き、男性の方が小さくなって着替えてますよォ…』 だって、昔では考えられないことであります。 ★女性の噺家はある程度の年齢になると寿退社をす る。楽屋の誰かが言い寄って所帯を持ってしまうん だなァ(笑)。いい素質を持っているのに勿体ないと 思ったことがあった。 結婚しても噺家を続けてほしい、齢を重ねると良い 味が出るんだがなァ。男も女も品良く歳をとると中 性化してくる。男が女を演じてもいやらしくないん だ。女が男を演じるときは顕著だ、メリハリが付い て来るんだよなァ。私は晩年の都家かつ江師匠に是 非とも落語を演って頂きたかった。きっと面白かっ たと思うな。でも、怖くて言い出せなかった(笑)。 |
左:ぼたん・こみち 右手前:ちよりん |
平成16年7月16日(金) | |
山頭火の醤油ラーメン |
圓朝まつりの広報委員として働かなきゃならな いことがある ★17日(土)から始まる大銀座落語祭2004に 圓朝まつりのチラシを配布すること。ポスター とチラシ作戦で動員を図ることにしている。 落語協会の事務局へ行きチラシとポスターを入 手。あまりの重さにビックリする(笑)。 とにかく小朝さんの事務所にポスターとチラシ をお任せする事に成ったが、それにしても紙と いう物は重いなぁ。 ★鈴本の高座を下りたのが3時頃、やたらと腹 が減った。あゝ、そうだッ!朝飯を食ったきり 何も腹に入れていないんだ。協会の近くにある 「麺屋・黒船」へ久し振りに行ったら違う店舗 だった。移転しているんだ、少々ガッカリした が、通りの向かいに「山頭火」というラーメン 屋があった。醤油ラーメンを食した、麺がもう 少しすべすべしていると私にはありがたいが、 美味いラーメンだ。 ★車で移動したが‥‥、アクシデントというも のはあるんだなァ〜。「本膳」という醤油を二 本買って、一升瓶二本(ガラス製)を後部座席に 積んで走行したが、前の車が急停車した。 急ブレーキを踏むと…、「カチャン」という嫌 な音がした。瓶が破壊ッ!マイカーは醤油漬け に成っちまったよ〜ッ!いやぁ物凄い匂いだ! どうするんだッ〜(^_^;) |
平成16年7月17日(土) | |
本当に暑いッ!夏バテしそうだよ〜 ★猛暑でも元気なのは柳家小せん師匠だ。信じられな いくらい夏場に強いのだ。1923年7月24日生まれとい うから、大正12年だから…、うム?80歳を越えた? 小せん師匠曰く『お笑いタッグマッチでレギュラー だった噺家で元気なのは二人だけだよ(笑)』はて… あの番組は、司会が柳昇師匠で馬の助、小円馬、文治 柳好、夢楽、小せん(敬称略)と出演していた師匠方で 元気なのは、小せん師匠と夢楽師匠だ。夢楽師匠は今 、寄席には出演していないらしいから、小せん師匠は 元気だなァ。 ◆お笑いタッグマッチ◆ 1959(昭和34)年3月12日、フジテレビ系列 で開始された。紅組と白組に分かれた2チームが、与 えられたテーマをもとにお笑い合戦を繰り広げる30分 番組。メンバーは当時新進のから中堅の噺家、紅組が 三遊亭小円馬、桂伸治(故・文治)、三笑亭夢楽。白 組は柳家小せん、春風亭柳好(故人)、金原亭馬の助 (先代)の6人。いずれも自分の名前をつけたカミシ モ姿で登場、番組の目玉である「お笑い討論」で紅組 はタコ、白組はクマのおもちゃを手にしないと発言で きないというシステムで、レフリー役の春風亭柳昇は 舞台正面に鎮座して得意の(?)トロンボーンでファ ンファーレを奏し、会場を沸かせていた。毎回、応援 団長として人気俳優や歌手たちがゲスト出演するのも 好評だった。 ★私の車は最悪の状態だ(~_~;)醤油漬けに成った車は 芳醇な醤油の香りで蔓延している。とてもとても耐え られないので、窓を全開で走行している。暑いのだ〜 耐え難い暑さと醤油の香りと戦っている(笑) 如何したらいいのだろう? |
柳家小せん師匠 |
平成16年7月18日(日) | |
新宿歩行者天国にて |
末廣亭は二階までいっぱいの満員だったなぁ〜 ★小せん師匠の代演で末廣亭に出演する。とにか く満員の盛況だ。高座も楽屋も活気があった。 連休の影響であろうか?新宿の街は人で溢れかえ っていた。歩行者天国を見物したが、結構楽しい ものだ。石原都知事がパフォーマンスなど一定の 基準で受け入れる姿勢は我々芸人達は大歓迎であ る。歩行者天国でやっている連中の全員が資格の ある人達とは思えないが面白い。 多分、左の不思議なジョーカーは無許可だと思う。 糸が付いている訳じゃないが、命令通りに動くん だなァ…、不思議だ、1個600円だから買おう かと思ったが、ヤツガレの心の倹約くんが『うさ んくさいからやめろ〜ッ!』と、叫ぶので買わな かった(笑)。でも、気に成るなァ、今度買うか? ★宮里藍ちゃんが気になって女子プロの中継を探 したが、地上波では放送しないことが判明して、 落胆した。女子のプロゴルフも地に落ちた感がす る、あゝ、情けない。藍ちゃんは優勝を逃したよ うで、携帯の着信音でパットをしくじったそうだ。 携帯の着信音は我々噺家も悩ませる。まったく迷 惑なことだ。あゝ、そうそう、末廣亭の18日の高 座でサゲ間際に桟敷の戸が外れるアクシデントが あった。お客様の目と耳がそちらの方へ行ってし まったが、私は平然とサゲまで演った(笑)。 だって、もう止まらないんだよ〜ッ。 ★夜通し全英オープンを見た。見応えのある試合 だった。素晴らしいので眠気がマジですっ飛んで しまう。一流のプレイは感動させる、素晴らしか った。それにしてもTVは薄情だよ、最終日には 丸山の話は全然出ない、4オーバーの低調な成績 なので映してもしょうがないと踏んだのだろう。 |
平成16年7月19日(月) | |
夏のご挨拶が出来ないので困っている ★右の写真は松露の玉子焼きで「親子焼」とい う私の大好物。夏のご挨拶へ伺った際に頂戴し たものだ。これはバカウマ中のバカウマッ! 食べる時のコツは電子レンジで温めてから頂く と良いかおりがして味がアップする。冷蔵庫か ら出して直ぐ食うのは手抜きだぞ〜。 ★千住の桜川后作先生宅へ女房様と伺った。 その足でせっかく千住へ来たのだから「たぬき 屋」さんがどうなったか見に行った。他の人が 別の名前でラーメン屋を出していた。 気に成る…、迷ったが決心をして店内へ入った。 値段の設定がたぬき屋さんと同じ設定だった。 中華そば400円ワンタンメン500円を注文 した。味は、あっさり系の中華そばだった。 多分、たぬき屋さんのようにわざわざ来ないと 思う‥‥。あゝ、たぬき屋の中華そばが食べた いよ〜。 |
築地:松露の玉子焼き |
平成16年7月20日(火) | |
柳家さん八師匠 |
暑かった、東京は観測史上最高の39.5℃だった ★前の晩に堀切の「魚がし寿司」で調子に乗って 呑み過ぎて二日酔い状態で猛暑に遭遇した。 二日酔いは一番の大敵だそうだ、脱水状態になっ ている上に酷暑であるから危険な条件だった(笑) ホームページ委員会を午前11時から午後4時まで 協会の事務局二階で開いた。その後、下北沢まで 出かけてCDとDVDの収録に立ち会った。 ある程度の要望を伝えて馬の助、さん八ご両氏の 噺を二つ聞いたところで失礼した。何しろ暑いし この先輩二人は打ち上げをすると時間が長いとヤ ツガレは判断した(笑)。ズバリ当っていたようで 深夜に馬の助兄さんより、『お疲れ様でした、打 ち上げで盛り上がりさん八さんは終電車に間に合 いませんでした』という、私が心配したとおりの メールが来た(~_~;) ★DVDを撮る事を意識して、さん八さんはメイ クをしはじめる。無駄なような気がしたが…、違 う、無駄ではない!うっすら残っているヒゲの跡 、シミがすっかり消えて、あの顔(?)が綺麗に成 っている(驚)、素顔より絶対に良いッ! そうか、男でもメイクをすればいい男に成るのだ。 考えを改めることにした。高座に上がる前は薄化 粧をするくらいの気持ちでいよう。 |
平成16年7月21日(水) | |
鈴本演芸場の初日が始まる。楽屋のホワイトボード 三語楼兄さんの字で『小袁治さん電話下さい』とし てあった ★早速携帯電話に電話をしたが通じない、留守番電 話サービスになってしまう。自宅へ電話したら寄席 に出かけている筈という。前座が「昼席の馬風師匠 の打ち上げにお出かけになりました。隣の高田屋さ んだと思います」と教えてくれた。携帯電話の受信 状態が悪くて連絡が取れなかった。 ★上野へ引っ越した「青龍」さんへ出来かけた。 前々から夜に行く約束をしていた。呑んでからラー メンを食う約束をしていたのだ。マスターは大喜び で、色々と酒のつまみを出してくれる。そんなに出 しちゃ肝心のラーメンが食えなくなっちゃう(笑)。 話は秋葉原の昔話だ。私はガキの頃からの話だが、 マスターはラーメン屋開業の頃の話をする。今から 40年前の懐かしい話ばかりなのであっという間に 時間が過ぎた。 しっかりとラーメンを食して上野駅前に出たら‥‥ 丸井の電光掲示板の気温が31℃になっている(驚) あゝ、また今夜も熱帯夜かよ〜。夜の10時過ぎに 31℃とは…、我日本の東京は亜熱帯というか熱帯 である、決して温帯地方じゃないよッ! |
電光掲示板に31℃ |
平成16年7月22日(木) | |
今年の福扇です |
今年も台東ケーブルテレビで圓朝まつりの紹 介をしてくれる ★台東ケーブルテレビが今年も圓朝まつりの 取材をしてくれることになった。昨年も長時 間の取材をしてくれて内容も素晴らしい出来 栄えのものだった。今年も楽しみだ (^_^) 今年も福扇を販売する事に成っている。圓歌 師匠直筆の扇子で価格は2,000円だ。 福引つきで当ると寄席の招待券がもらえる。 売り切れは必至だろう。 ★22日は浅草演芸ホールの昼席と上野の昼席 に出番を変更した。変更はさん喬さんの出番 で彼の都合である(笑)。とにかく忙しいのな んのって、午前中にケーブルテレビの打ち合 わせを済まし、浅草と鈴本の高座をつとめて 合羽橋でポン酢用の瓶を購入して、扇橋師匠 にメルマガ用の俳句を頂戴するという…、上 野と浅草を行ったり来たりだった。 炎天下歩くのはつらいので恥も外聞もない! ゴルフ用の日傘を使用した。これが良いんだ なァ〜ッ!今年の夏は日傘を使うぞッ! |
平成16年7月23日(金) | |
文化放送の吉田照美のやる気MANMANに出演した ★圓朝まつりの広報委員長として媒体のご協力を 願ったが、文化放送とTBSが生放送で扱っても らい23日は圓朝まつりPR日となった。 午前中はTBSの大沢悠里さんの番組で馬風、三 語楼、八朝さんで賑やかな放送になり、ついでに PRをして頂くという高度のテクニックだった。 マジで面白い番組だったなァ、本気で聴いてしま ったよ(笑)。 ★文化放送の吉田照美のやる気MANMANは私の好き な番組なので出演できて光栄だった。ようかんマ ンがゆくというコーナーで約10分間の出演で出店 仲間が十数人出演してくれて助かった。 気に成っていた宮内庁御用達の羊羹と同じ工場で 作ったやるman羊羹の全容が分かった。神秘のベ ールをはがし、内緒で公開しよう。 私は自宅ではほとんどテレビを見ない。ラジオを 付けっ放しにしている。ダイアルは固定していな いのが私の悪い癖だ。内容をちゃんと聴きもしな いのに「人生相談」のコーナーは生理的に嫌いな のでダイアルを変えてしまう。どうも好きに成れ ないなぁ「人生相談」というのは‥‥。 先日、TBSで電話人生相談が始まったので文化 放送にダイアルを変えたら…、文化放送の野村邦 丸のごきげん!二重丸◎でも人生相談のようなコ ーナーだった(笑)。こっちの方は軽いタッチなの で思わず聴いてしまい、気が付いたら蝮さんの番 組を聴きそこなう事もあった。 ラジオはある程度、私物化する部分があるが…、 度が過ぎなければOKだと思う、いや、そうでな ければ駄目だと思う。他人行儀なラジオ番組は私 は好まない。やるMAN、ゆうゆうワイド、永六輔 その新世界、は良く聴く番組だ。 |
左:三語楼/右:馬生 中央が羊羹です |
平成16年7月24日(土) | |
うえの夏まつりパレード |
うえの夏まつりパレードというものがある事を知 らなかった‥‥ ★何で知らなかったのだろう?毎年あるらしいの だが、ちっとも知らなかった(恥)。 現在、鈴本演芸場の近所は地下駐車場工事で歩道 が非常に狭くなり歓迎できる状況じゃない。 大いに不満であるはずだ。開演まえに歩道で切符 を購入してもらう列が出来るが…、今回のような 工事事情とイベントで非常にやりにくそうで気の 毒だった。じっと我慢の子であった(~_~;) ★上野の町の活性化はどうなっているのかな? 遊び場所が多い中、わざわざ上野へ出かける魅力 はあるのかな?どうなんだろう。 子供の頃の上野は今とは様子が違っていたなァ。 不忍池の周囲は舗装していなかったよ、納涼植木 市は本当に涼しいと思ったよ。落語の「唖の釣」 じゃないがガキの頃、殺生禁断の不忍池で釣をし たなぁ。お巡りさんに叱られたりしながら遊んだ もんだった。あんな鉄の柵なんか無かったなァ。 上野界隈は土がむき出しで沢山あったのに‥‥、 今はコンクリートやアスファルトで舗装してある んだ。熱気が残るのは当たり前だよ。緑があって もちっとも涼しくならない。上野の森は人口の森 ですよ、残念ながら。 |
平成16年7月25日(日) | |
鈴本演芸場の楽屋に長居した‥‥ ★三語楼兄さんの代演で昼席に上がった。 出番が3時40分なのだが前座さんから20分以上 演って下さいと懇願された。うム?詰まっているん だなァ、ありがたい、久し振りに時間を気にしない で落語ができる(笑)、しかも「金明竹」が出来る。 東北弁金明竹の音源を欲しがっている人が居るので 数日前からカセットテープを音響室に数本預けて、 毎日自分の噺を録音している。 高座を下りると馬風師匠が楽屋で出番を待っている。 昼間の主任だ。23日のTBSのラジオ生出演の御 礼をする。朝早くから出かけて、時間の配分が中途 半端だったので一日が長かったそうだ(笑)。 そうなのだ、待ち時間が長いと少々疲れる。噺家は 待つ事が不得手だ、役者さんは平気で居られるよう だが、噺家は駄目だ。 ★夜席の出番は6時だから、楽屋から出かけるほど 時間がない。出かけたところでこのくそ暑いのに何 処へ行くの?行くところなんぞない。仕方なく楽屋 に居続けた。長居をして楽屋の扇風機の存在の有難 味を実感した。冷房を控え目にして扇風機を使うと 身体に優しいのだ。ちょっと前だったら冷房の効き 過ぎで調子が悪くなるところだったが、いい塩梅だ。 扇風機が爆発的に売れるのは無理も無い話だな。 ★東京かわら版の「ネタ帖探検隊」の担当の長井さ んから侘びのメールが入った。8月号に掲載された 「犬の目」は、三平→つばめ→小袁治と伝わったネ タであるを、「金明竹」と書いてしまったそうだ。 大恐縮だったが、意外にそそっかしい人なんだなァ (笑)。長井さんには「金明竹」は東北弁で今までに ない印象の深い噺なので思わず間違えたのかしら? 実は、金明竹の音源を求めているのはその長井さん なのだ。自分の出版する本できちんと伝えたいとの 長井好弘氏の要望で録音を録った次第。 |
鈴本楽屋の扇風機 |
平成16年7月26日(月) | |
大山街道の看板 |
川崎市高津区・二子新地の光明寺さまへ伺った ★私が二ッ目の頃からお世話に成っているお寺さん で、昭和56年4月20日から毎年曜日に関係なく 4月20日に落語を一席演りに伺っている。檀家の 方がお客様なのだからほとんど同じ顔ぶれだ(笑) 何年になるだろう…、「おとき」をするようになっ てから活気付いて若い人達が集るようになった。 その若い人達が落語を楽しみにしてくれる。 「おとき」とは「お斎」と書く。お寺さんで出す食 事のことで、精進料理が若い人に受けている。 ★光明寺のご住職から聞いて初めて知ったことだが 卒塔婆の無い宗派なんだ。良く見ると墓地には卒塔 婆が無いッ!私ゃ何年来てるんだ?知らなかったと は情けない…。もう一つ落語の「大山詣り」はこの 光明寺の前を通っていることも気が付いた。そうだ 阿不利神社への道は大山街道なのだよ〜 何度も阿夫利神社へは参詣したことがあるが、旧道 を使った事がないのだ。車でふもとまで行って、ケ ーブルカーで下社まで行って喜んでいるようじゃァ 本物じゃない。奥社までは険しい道を二時間近くか けて登らなきゃ成らないので行った事がない。情け ない話である(恥)。 昔の人の大山詣りは徒歩なんだよ、車じゃない、徒 歩で大山に行き徒歩で山を登りお参りをしたんだ。 昔の人は凄いんだなぁ〜、丈夫なんだよ。 ★民主党の菅直人前代表が鳴門市の1番札所霊山寺 を出発して、札所を順番にまわり、最御崎寺までの 約250キロを11日間で歩いたニュース番組を見 た。日本テレビの「バンキシャ」という番組だった。 お遍路姿の菅さんをおちょくったタッチで扱ってい る。不快だった、残念だ、信仰をあのようなタッチ で表現するのはお遍路さん全体に対する配慮がなさ れていないと感じた。これは私だけかしら? 私は炎天下を11日間も歩き続けた菅さんを静観し てやりたかった。マスコミは不興を買うようなこと をしてはいけないとも思った。 |
平成16年7月27日(火) | |
おみがわの花火大会の緊急募集は一組が決まった ★まだ、あと一組ありますよ、どなたか花火大会 を見物しに行きませんか? 8月1日は、水郷おみがわ花火大会が行なわれる。 小見川町の産業振興課の皆さんと落友舎の協力で 出前落語会「よろず亭」を実施している。出演者 をご招待していただいたが、珍しく全員仕事があ って伺う事が出来ない。本当に勿体ないので担当 者のお許しを得て緊急募集した。あと6人分の観 覧が可能であります。どうぞメールを下さい。 ★鈴本演芸場の9月中席〔11日〜20日〕の昼席の 主任(トリ)が決まった。寄席サイドから都合を聞 かれてあいにく16日は休まなければならないが…、 つとめさせて頂く。出演者が決まり次第お知らせ 致します。 |
小見川花火大会 |
平成16年7月28日(水) | |
光麺:具が別々だ〜 |
お蔭様で「おみがわ花火大会」の観覧券は有意 義に使用できそうだ!(^^)! ★インターネットのお蔭でおみがわ花火大会の 観覧席は小袁治ファン席として有意義に使用さ れることになった。ご協力ありがとうございま した。あゝ、ホッとしたが…、天候が心配だな ァ(笑)、もう心配するのはやめよう。 ★中途半端な時間帯に昼飯を食う事がある。今 回は時間がずれているので上野「光麺」に行っ て熟成光麺全部のせ(中太ちぢれ麺)990円 ってぇのを食した。具と麺が別々に成っている。 女性のファンが多いとのこと、十分に理解でき る。食して分かった事だが、私には全部のせは 必要ないようだ(笑)腹が減っていると判断力が にぶるな(^^ゞ ★鈴本の出番が7時40分の志ん輔さんの所だ った。いつもとちょっと違うので時間の配分が 上手く出来ず久し振りにインターネットカフェ で時間調整をした。考えてみるとパソコンは私 にとって良いおもちゃだと思う(笑)。 鈴本の夜席はほとんど燕路さん目当てのお客さ んだろう『小袁治は燕路の弟子じゃありません』 といったら馬鹿受けになっていたなぁ〜。 |
平成16年7月29日(木) | |
迷走台風10号は迷惑だよ、はっきりしろッ! ★台風10号ってぇ奴はぐずぐずしている奴で 行き先をはっきりとさせない奴だ。足立区の花 火大会は今回も遠巻きに見物することにした。 時々、激しく雨が降るので少々面倒臭くなって いた(申し訳ありません)。しかし‥‥、遠巻 きはやはり駄目だった。音が聞こえないと面白 くもなんともない。雨から逃れようと、高速道 路の高架下の堀切橋からみると、京成電車の送 電線が邪魔で良く見えなくてつまらなかった。 花火はほとんど、音で楽しむ物である事が判明 した(笑)。自分の屁の音の方が大きいとは情け なかった(~_~;)8月1日の天気はどうなるんだ ろう?おみがわの花火はきっと良いだろうなぁ。 ★文化庁の日本語に関する世論調査で「的を射 る」を「的を得る」と誤解釈していると報じて いた。朝のTV番組で「拝啓」という漢字を若 い人が書けない「拝敬」と書いてしまう、とい うコメントで、ハイケイのアクセントが平板だ った。アクセントは前半のハイケイに来る事を 暫く経ってから直されていたが…、何度も何度 も平板にハイケイと云われちゃかなわない。 アクセントが平板だと「背景」だよ (~_~;) 若者の日本語は乱れている。いや、若者ばかり じゃないかも? |
堀切橋からじゃ… |
平成16年7月30日(金) | |
橘家亀蔵さん |
鈴本の千秋楽は昼席へ交替してもらった(~_~;) ★支配人から『おい、どうしたの?昼へ?仕事?』 とやんわりと攻撃された(笑)。申し訳ないが出番を 変更していただき、埼玉県東松山市まで出かけた。 東松山は私の中学生時代の同級生が趣味で開いてい る落語会があってで柳家一琴さんが二ッ目の最初か らお付き合いしている会だった。 主催は東松山市役所の関係だと思うが、私の同級生 は世話人を買って出ていて大変だと思う。感謝しな きゃ。 ★出演したのは林家たけ平・橘家亀蔵・柳家小袁治。 亀蔵くんがまた大きくなった(笑)。ひとまわりじゃ ないふたまわり大きくなった。噺家と一緒に居るよ うな気がしなかった。(^_^) 噺は圓蔵師匠そっくりの間の取り方で面白い。無駄 が多過ぎるのが難点だが、とにかく愛嬌があるので 好感を抱かれている。もう少しきちんとすれば人気 が出ると思うが‥‥、なかなかそのきちんとする事 が当人には理解できないのだろう。誰かがちゃんと 云ってやるべきなんだが‥‥、やっぱり小袁治が云 う方が良いのかな?師匠の竹蔵兄さんとも相談して 人気者にしたいなぁ〜。 |
平成16年7月31日(土)/8月1日(日) | |
携帯電話の電波の受からない地域に二日間、居た ★那須の板室温泉「一井屋寄席」を一井屋旅館で、 開催した。今年で三回目に成るがお客様が沢山来て 大賑わいだった。 1、転失気 三遊亭 かぬう 1、奇 術 アサダ 二 世 1、三年目 柳 家 小袁治 お蔭様で「三年目」が出来る環境に成った(笑)。 地方で落語会を開く時は最初から小袁治が挨拶をし て前座さんを紹介したり全体の流れを説明する。 そうすると、お客さんは直ぐに馴染んでくれる。 色々と工夫をした結果、この方式が一番有効のよう だ。前座さんから大受けする事もあり仕事のし甲斐 があるというものだ(^_^) ★翌日は那須ハイランドゴルフクラブで親睦コンペ をした。高地なので日陰は涼しい風が吹いている。 今回も日陰(林の中)へ行く場面が多く、お蔭様で熱 中症にならずに済んだ。その代わりボールを5個紛 失してしまった、結構高価なボールだったのに…。 ★2日間、携帯の電波の受からないところへ居たが 何となく不安ではあったが、困った事はなかった。 携帯なしでも人間は生きていけるのだ、無きゃ無い で済んだなぁ(笑) |
アサダ二世先生 |