矢来特別の素敵な人々
平成13年10月1日にご逝去された志ん朝師匠のコンペのページです。
心より志ん朝師匠のご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
志ん朝師とスナップ |
文楽師匠と小袁治 |
平成13年5月31日(木)に第30回矢来特別コンペを実施しました。 一応、30回で一区切りをして、次回からは、形式を変えて実施するこ とに落ち着きました。10組のコンペを主催するのは大変なことです。 小袁治の趣味にコンペの幹事としておりますが、これは、ワープロとか パソコンとか、その類の道具に頼るから出来ることで、いちいち手作り で案内状などを制作するのは時間と体力を消耗してとてもやっていられ ません。小袁治の幹事役は機械に頼っての幹事ですから割と楽ではあり ますが…。 志ん朝師匠のお内儀さんから、コンペの苦労話を伺いました。 コンペの賞品をひとつでも多くしたいため、パチンコ屋さんに良く通っ たそうです。現金よりは思い出になる品。亭主より奥さんに喜んでもら える品。女性でなければ気付かない優しい心遣いです。お内儀さんのそ の気遣いが今まで続いた要因だったと、私は確信してます。志ん朝師匠 が『その時計いいでしょう?この賞品をどうしても欲しいから、随分う ちの内儀さんが出資してたよ(笑)』とは、そういうご苦労を、師匠は承 知していたのですね。 桂文楽師匠は矢来特別では初回から確か…、皆勤賞ではないでしょうか? 志ん朝師匠は文楽師匠をゴルフの面では頼りにしていると思います。 私もそうであると思います。百戦錬磨とはこの方と柳亭痴楽に相応しい 言葉だと思います。左下の写真の寝ている師匠が痴楽師匠です。 |
左:痴楽さん 右:志ん朝師匠 |
小袁治の同伴競技者 川口ひろし先生 |
準優勝のこぶ平さん 左隣は見事三位入賞の 橘家圓太郎さん |
優勝した森末さん 後ろは世之介さん |
コンペの結果は、優勝したのが金メダリストの森末慎二さん。脅威の3 アンダー。OUT1オーバー・IN3アンダー。でラウンドしたのです よ!!コースは大利根CCです。超一流のコースで雨中のラウンドでし た。我々の水準とは違い過ぎます。準優勝はこぶ平さん。スコアは…、 それなりに良く頑張ったということで、勘弁してください。 ちなみに、こぶ平師匠は大利根CCの会員でございました。誠に名誉な ことです。噺家の地位も上がったものであります。 小袁治の成績も後日、内緒でお教えします。コースの感想は距離が長く って、松ノ木が見事にレイアウトされていて、極めて難しいコースだっ た。ここであのスコアを出した森末さんは物凄いやッ! 芸人じゃない森末さんが何で参加しているの?それは、志ん朝師匠のお 宅へ度々遊びに来ているのだそうです。仕事の関係で今まで参加出来な かったけど、今回、念願かなって初参加して初優勝をしちゃいました。 翌日の(初日)1日。新宿・末広亭の楽屋で同伴競技者の翁家和楽師匠が 森末さんを絶賛してました。『小袁治さん、森末さんは物凄く感じがい いですよ。志ん朝師匠のお内儀さんは大喜びでした。スポーツマンは良 いですね。さり気なく誉めてくれて、一緒の志ん橋師匠も喜んでました よ。あたしも誉められて、自信が付きましたよ』と、何の事はない、芸 人が喜んでいるのだから、どちらがどちらやら、大受けでした。 |