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| 2005年04月01日（金） ○ 楽天、ホーム初戦大勝 西武に１６―５ |
プロ野球に５０年ぶりに新規参入した東北楽天ゴールデンイーグ ルスは１日、装いを一新した本拠地のフルキャストスタジアム宮 城（仙台市宮城野区）で、西 武とホーム開幕戦を行い、１６―５ で大勝、連敗を４で止めた。スタンドに詰め掛けた約１万７００ ０人の観客は、地元初戦で刻まれた歴史的な勝利に酔いしれ た。 楽天は１回、礒部公一外野手が今季初安打でチーム第１号となる 先頭打者本塁打で先制。さらに無死一、二塁から主砲ロペス内野 手が来日初本塁打を放つなど、 一挙６点を奪取。６回にも６安打 を集中、６点を奪い試合を決めた。エース岩隈久志投手は５失点 ながら７回８奪三振の好投で、今季２勝目を挙げた。 スタンドは、楽天のユニホーム姿やメガホンを手にしたファンで 埋まり、チームカラーのクリムゾンレッド（えんじ色）一色に染 まった。楽天ナインの一投一打に、ファンから歓声やどよめきが 上がり、カクテル光線が輝く場内にこだました。 観客数は１万７２３６人と、定員の２万３０００人には及ばなか った。関係者によると、外野の芝生席（５０００人分）に余裕を 持たせるため、販売数を３０００人分に抑えた影響もあるという。 試合に先立ち、楽天の公式応援歌「ＴＨＥマンパワー！！！」を歌 うアイドルグループ「モーニング娘。」がパフォーマンスを披露。 始球式では、約３００人の応募者から選ばれた中学生ら２人が登板 するなど、ホーム開幕戦を盛り上げた。 楽天は２、３の両日もフルスタ宮城で西武戦を行う |