新庄の『もつラーメン』大好き



一茶庵支店

 
誰でもラーメンはお好きでしょうが
 個性の強いラーメンは諸説紛紛だと
 思います。九州の豚骨ラーメンを食
 べた時のショックは未だに忘れるこ
 とは出来ません。確か、前座の頃(
 30年以上以前)博多で食べた記憶が
 あります。驚きました。そして美味
 しかった。それと、同じ位いショッ
 クだったのが、一茶庵支店の『もつ
 ラーメン』でした。鶏が苦手な人は
 絶対食べられない中華蕎麦です。
 癖になりました。スープはトリガラ
 がメイン。深みの有るこってりする
 味。麺はあくまでもツルツルで、当
 りが優しい滑らか。東京では絶対に
 見受けないタイプです。
 
 
どうやら、新庄の一茶庵は取材拒否の店舗らしい。宣伝をしなくとも連日大勢
 のお客さんで賑わっている。店主はこの手のお店の店主らしくなく、愛想が良
 い。『あゝ、どうもなぁ!』と新庄訛りで挨拶をする。この私にもだ。噺家の
 柳家小袁治とは知らない。だが、良く見かけるお客さんだと『どうもなァ』と
 声をかけてくる。実に感じが良い。ところがだ…、地元の人で一茶庵の混雑ぶ
 りに不興をかこつ御仁もあるようだ。間違いのないように、注文を受けると、
 名前を聞かれる。自分の名前を告げて、出来あがると『もつ大3個注文の○○
 ○さぁん…』とくる。間違いがなくて良いと思うが…、自分の名前を言うのが
 嫌だと言うのだ。そこでその御仁は考えた。他人の名前を言ったのであった。
 出来上がって『△△さァ〜ん!!!!』と呼ばれたが、名前を忘れていた御仁
 は名前に気が付かず、後回しになって食す、失敗をしてしまったそうだ。


鳥もつがのっている
これは内緒で撮った
0233-22-2377


真向いの大阪屋さんの
あじさいリーフパイは
大変に美味しい菓子だ

 一茶庵支店の真向いに和菓子の『大阪屋』がある。ここの【あじさいパイ】は
 小袁治の好物だ。パイの間に生クリームがサンドしてある。このパイと紅茶は
 相性のよいおやつとなる。★大阪屋のご主人と、柳家〆治さんとはゴルフ仲間
 だそうだ。そりゃ、新庄出身の噺家だもん、それくらい当たり前でしょう。
 大阪屋 рO233−22−3230



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